ホテルや結婚式、レジャー事業を手がける「藤田観光」は、インターネット・プロバイダ「BIGLOBE」を運営するビッグローブと提携し、藤田観光が運営するWASHINGTON HOTELとHOTEL GRACERYの「WHG」で、プリペイド型データ通信専用SIMカード「BIGLOBE NINJA SIM」の提供を開始した。
東京ベイ有明ワシントンホテルで7月16日から提供
「BIGLOBE NINJA SIM」は、訪日外国人が自国で利用しているスマートフォンやタブレット端末などにそのまま挿入して使用でき、国際ローミングよりも安価にモバイルインターネットが利用可能となる。ただしSIMフリー版の端末のみ対応だ。
Photo:Fricker – 22n
まずは2015年7月16日(木)より、東京ベイ有明ワシントンホテルにて提供を開始する。同ホテルでは、全室に英語・中国語・日本語に対応したリーフレットを配布し、フロントおよび自動販売機にて販売する。
データ容量は、いずれも税込みで1GBが3,000円、3GBが5,000円、7GBが8,000円の3種類だ。SIMカードサイズは標準、micro、nanoを用意し、有効期限は30日間。追加チャージは1GBあたり税込み2,160円とした。
全国30カ所のWHGホテルでは訪日外国人の受け入れを強化
WHGは全国30カ所にホテルを展開し、首都圏や大阪を中心に、訪日外国人の受け入れを強化している。今年4月には、新宿歌舞伎町にオープンした「HOTEL GRACERY 新宿」にて、訪日外国人向けにコンシェルジュデスクの配置や外国人専用フロントカウンターの設置など、サービスを拡充している。
また東京ベイ有明ワシントンホテルでも、昨年7月に800室を改装。ホテルの周辺にはお台場エリアをはじめとする人気の観光スポットが点在しているため、同社は、ホテルの外でも安定してデータ通信が利用できるよう、「BIGLOBE NINJA SIM」を提供し、訪日外国人の旅行をサポートしていく。
Source:BIGLOBE NINJA SIM
Writer:あちゃ