三重県の伊勢市観光協会は、2015年8月3日(月)より、伊勢市内外宮前観光案内所にて、NTTコミュニケーションズの訪日旅行者・ビジネスマン向け期間型プリペイドSIM「Prepaid SIM for Japan」の試験販売を開始する。
来年開催の伊勢志摩サミット視野に訪日外国人向けサービスを拡充
同市観光協会およびNTTコムは、2016年に開催予定の伊勢志摩サミットを視野に、無料Wi-Fi環境の増設など、訪日外国人向けのおもてなしを推進している。
「Prepaid SIM for Japan」は、訪日外国人が日本に滞在中、安価でモバイルデータ通信を利用できるSIMカードで、7月24日(金)からは成田空港に自動販売機を設置した。
利用容量は1日100MBで、同観光案内所で取り扱うのは利用期間7日間のものだ。SIMカードサイズは標準、micro、nanoを用意し、通信速度は受信時最大150Mbps、送信時最大50Mbps。容量超過時の最大通信速度は200Kbpsとなる。
またこのSIMカードには、フリーWi-Fi接続アプリケーション「Japan Connected-free Wi-Fi」の利用方法も同梱する。これはNTTグループ会社が提供する、訪日旅行者が自由に利用できる公衆無線LANを検索して接続できるもので、空港や駅、商業施設、コンビニエンスストアなど全国約13万のアクセスポイントが利用可能になる。
「Prepaid SIM for Japan」の価格は税別2,980円で、試験販売期間に限り税込み2,500円で提供予定だ。支払いは日本円でのみ可能で、購入にはパスポートなどの提示による本人確認が必要となっている。
Source:Prepaid SIM for JAPAN,Japan Connected-free Wi-Fi
Writer:あちゃ