Photo:Fricker – Combat Camera
カナダ政府は、2016年3月15日(火)より、電子渡航認証(eTA)を導入します。
アメリカやオーストラリアでも導入している電子渡航認証とは?
電子渡航認証とは、ビザが免除されている国の国民が、航空機でカナダに入国するか経由する際に必要となるもので、2016年3月15日(火)以降は、航空機に搭乗する前にeTAを必ず入手する必要があります。
日本も、90日までの観光や商用目的であれば、ビザが免除されています。ビザ免除する代わりに、事前に簡単な認証をするシステムです。
Photo:Fricker – Youichi UeDA
現在、アメリカやオーストラリアでも導入しているシステムで、必要となるのは航空経由での入国のみ、船や陸路での入国の場合は必要ありません。
現在、学生ビザやワークビザを持っている人も対象となりますが、2015年8月1日(土)以降に、新規で学生ビザやワークビザを取得した人はその時点で自動的に発行されます。
電子渡航認証の申請方法や費用は?
2015年8月1日(土)より、オンライン申請の受付が始まっています。申請には、パスポート、クレジットカード、メールアドレスが必要です。通常数分で発行しますが、万が一のことがあるので直前の申請は避けましょう。
料金は、7カナダドル(約651円)かかり、一度取得しておくと5年間有効です。ただし、5年以内にパスポートの有効期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって無効になるので再度申請、取得が必要になります。
source:Canada