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光り輝く長崎の街へ 長崎ランタンフェスティバル

 長崎の冬の風物詩といえば毎年恒例の長崎ランタンフェスティバルだ。今年は2月19日から3月5日まで開催される。
 
 長崎といえば江戸時代、海外と交易のあった街としても知られている。海外の文化を取り上げながら発展してきた街ということもあって、長崎には異人館や中華街など異国情緒あふれる景色や建物が数多く残っている。ランタンフェスティバルも、そんな長崎ならではのイベントだ。

長崎ランタンフェスティバルとは

 長崎ランタンフェスティバルの起源は、中華街を中心に行っていた中国の旧正月である春節を祝うための「春節祭」だ。平成6年から規模が拡大し、長崎県民はもとより九州各県、さらには全国から観光客が訪れる大きなイベントになった。
 
ランタン(中国提灯)

Photo:フリー写真素材のPhoto Chips

 
 長崎ランタンフェスティバルの主役は、中華街や浜市アーケード、観光通りアーケードに飾られる約15,000個のランタン。さらに市内に点在するイベント会場では、大型のランタンオブジェも並ぶ。
 
 しかしフェスティバルの楽しみ方は、街中に灯されたランタンやオブジェを見て歩くだけではない。出店もたくさん並ぶので食べ歩きやB級グルメも楽しむことができる。もちろん中華街での中華料理や、会場に行く途中で長崎名物のトルコライスを堪能するのもオススメだ。
 
ランタンフェスティバル オブジェ

Photo:フリー写真素材のPhoto Chips

 
 また春節礼祭はもちろん、中国雑技、中国獅子舞や龍踊り、エイサーなどの演目も予定されており、中国での旧正月の雰囲気を存分に味わうことができる。そしてスタンプラリーといった小さい子供でも楽しめるイベントもあり、夫婦やカップル、家族連れで長崎の夜が賑わうのである。

混雑を予想した移動を

 長崎ランタンフェスティバルの期間についていえば、長崎市内及び会場への移動には駐車場の問題や渋滞に巻き込まれることがないよう、できる限り公共交通機関を利用されることをおすすめしたい。そうすることで普段は車の運転に集中している人も、会場までの異国情緒あふれる街並みを十分に楽しめるだろう。
 
 冬の寒空の下でも、多くのランタンとたくさんの訪問者で賑わう会場は、とても光り輝いて、そして暖かいのである。
 
 
source:長崎ランタンフェスティバル
writer:entrain

 
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